カロリーが気にならないチーズ

チーズは栄養素が豊富ですが、その分エネルギーや脂肪も豊富で食べすぎには注意したいところです。
中でもハードタイプは栄養素の凝縮が進んでいるので少量でもたっぷりのカロリーを含んでいます。
パルメザンは100g当たり475kcal、1日の摂取目安20gに換算しても100kcal近くの高エネルギーを持ちます。
こういったタイプを食べる場合は、もしカロリーを気にする方であれば少量にとどめなければなりません。

しかし、カロリーは気になってもたっぷりとチーズを楽しみたい場合はできるだけカロリーの低いものを選びましょう。
カロリーが気にならないチーズと言えばフレッシュタイプのカッテージです。
通常のタイプでは煮詰めた生乳が固体と水分に分離した後、熟成させますが、このタイプにおいては熟成をさせません。
そのため水分を多く含み、栄養素もそれほど凝縮されていません。

他の種類と比べるとビタミンやカルシウム量は比較的少な目ですが、そのほかのタンパク質や炭水化物の量は他と劣らず、脂肪分も少ないので、カロリーを気にするダイエット中の方にはとてもお勧めです。
食感はやわらかくみずみずしさがあり、味はさっぱりとしていて臭みもありません。
野菜やフルーツにもよく合うので、サラダにトッピングしたり、サンドウィッチにも良く合います。
カッテージなら100gたっぷり食べても105kcal、脂肪も少ないのでたっぷり食べてもカロリーの摂りすぎにはなりません。

他にもリコッタやモッツァレラも低カロリーで100g当たり200kcal以下程です、カッテージと同様な栄養素でリコッタには少し酸味があります。
リコッタはお菓子にもよく使用されるので、低カロリーのチーズケーキを作りたい場合にはお勧めです。
モッツァレラはイタリアンによくあいます。
定番はスライストマトと盛り付けたカプレーゼ、ピザなどカロリーは低くてもボリュームのあるメニューと好相性です。
このようにカッテージなどの低カロリーチーズはたっぷり食べても200kcal以下で楽しめるのです。