食べやすいチーズ

マスカルポーネはチーズの中でもクセが無く食べやすいタイプです。
イタリアで発祥した人気のデザート、ティラミスはこのマスカルポーネによって作られています。
コクはあっても独特の匂いなどはなくとてもクリーミーな味わいなのでデザートにできるくらい食べやすい味なのです。

また、リコッタやクリームチーズもクセが無く、チーズケーキやタルトにはもってこいのタイプです。
甘いお菓子作りによく使用されるタイプのものは比較的クセが少なくそのまろやかな味わいと程よい酸味が万人受けしやすいといえます。
これらはフレッシュタイプという種類で、熟成をさせないチーズです。

チーズは熟成させるとどうしてもどくとくの匂いを有してしまいますが、フレッシュタイプなら熟成をさせないので匂いがほとんど発生しないのです。
水分を多く含むため淡白な味わいとも言えますが、甘くしたり酸味をたすような味付がよくあうのでスイーツによく合います。
スイーツ以外でもモッツァレラやカッテージはサラダなどによく合うクセの少ないタイプとして人気があります。
モッツァレラならカプレーゼが代表的メニューになりますが、やわらかい食感にさっぱりとした味、そして臭みをまったくと言っていいほど感じさせない味が食べやすいと評判です。

また、熟成させたものの中でも白カビタイプのカマンベールは食べやすいタイプです。
カマンベールは白カビをつけて発酵させますが、匂いは気にならず、中はとろっとした食感でまろやかでクリーミーな味わいです。
このまろやかさとクセのない後味の良さがスイーツになると甘いものが苦手な人にもお勧めできるさわやかな味わいにもなります。

カマンベールは料理にもよく合います。
そのクセのなさは子様にも好かれるほどです。
コロッケの中にカマンベールを忍ばせるとトロッとしてまろやかな食感がやみつきになります。
このようにクセのないタイプのチーズならお菓子にも食事のメニューにも相性抜群です。